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働き方改革や新型コロナウイルスの影響で、テレワークが推奨され自宅で仕事をしている人も多いのではないでしょうか。

「通勤時間がなくなり、時間を有効に使える」
「身なりを気にせずリラックスして仕事できる」

というメリットも多い自宅でのテレワーク。

でも、メリットばかりではなく、デメリットに感じている事も多いようです。

その中でも代表的なのが、
「仕事とプライベートのオンオフができない」
「ワークスペースとして使えるスペースや家具がない」
「家族に気を使ってしまう」


急遽自宅でのテレワークになり、上手く対応できていなかったり、家事や育児との両立ができる反面、自宅だからこそ不自由に感じる部分も多いようです。

今回は、自宅という限られた空間の中で、快適なワークスペースをつくる3つのコツをご紹介いたします。

コンパクトなワークスペースをつくる

書斎などの専用の部屋があればいいですが、なかなかそうもいかないですよね。
ダイニングテーブルを代用するという方法もありますが、家族がいると仕事に集中できなかったり、仕事道具の収納場所が確保できなくて、仕事効率が悪くなってしまいます。

そこで、「コンパクトなワークスペースをつくる」ことをおススメします。

例えば、寝室の一角や階段下収納、押入れ、パントリーなど、使っていなかったり、空いているスペースはありませんか?

一般的にコンパクトなデスクサイズで、幅100㎝×奥行60㎝位と言われています。
人によりますが、もう少しコンパクトでも、ノートパソコンと資料、飲み物が置けるスペースが確保できます。

例えば、一般的な押入れの半分の幅や奥行きは約80㎝前後です。
今あるスペースやカウンターが使える方は、ぜひ活用してみてください。

ないという方は、今はリーズナブルでデザイン性や収納力のある家具もたくさん出ています。置き場所が決まったら、サイズを測って、お部屋の雰囲気に合って使い勝手のいいデスクを選んでみましょう。

座り心地のいいデスクと椅子のバランス

ワークスペースやデスクが決まったら、次は長時間座って作業する椅子も、ぜひこだわりたいところ。

仕事用チェアは機能や種類も豊富だし、家で使うのであれば、部屋の雰囲気に合う椅子やデザイン性も気になりますよね。

実際に座って試せるのがベストですが、インターネットで購入する方も多いと思います。
そんな時、気を付けていただきたいのは、「デスクと椅子の高さのバランス」です。

デスクの天板から椅子の座面までの高さを差尺(さじゃく)と言って、この差尺を出す計算式があります。

差尺=(身長×0.55÷3)-2㎝ (例:160㎝×0.55÷3-2㎝=27.3㎝)

差尺は一般的に、27~30㎝位がいいと言われています。

計算式を使うのもいいですが、高さの好みは人それぞれなので、購入前に実際に家にある椅子などで確認してみてくださいね。

プライベートとの境界をつくる

自宅でのテレワークでは、「仕事とプライベートとのオンオフがしにくい」という悩みも多いと思います。
この悩み、大きく2つのパターンに分かれます。

1つ目は、リビングなどの広い空間の一角を使ったワークスペースをつくった場合の「スペースの悩み」。

この場合、パーテーションを使って区切ったり、壁や窓に向かってデスクを配置するという方法があります。
どちらも、広い空間にいながらも、「家族の気配を感じない」「プライベートを視界に入れない」というのがポイントになります。

また、ワークスペースに置くアイテムも、「必要最低限にする」とか、「色を統一する」など、仕事に集中できる環境をつくる工夫も大切です。



2つ目は、仕事とプライベートの「時間配分や気持ちの悩み」です。

自宅テレワークは、「通勤時間がなく、時間配分が自由にできる」というメリットの反面、
「部屋着のまま、いつまでも仕事をしてしまう」という方も多いと思います。

そんな時は、「自分の習慣やルールづくり」がポイントになります。

オンオフの切り替えは、まず身だしなみを整えることから始まります。
メイクや髪のセットは手を抜いたとしても、「服を着替える」は習慣にしましょう。

また、時間配分が出来なかったり、気が散ってしまうという場合は、スマートフォンのアラームをセットして、
「1時間おきに換気してストレッチする」 「正午にはパソコンの電源をオフにしてランチをとる」など、1日のスケジュールを組んで、自分の習慣やルールをつくっていきましょう。

まとめ

快適な自宅ワークスペースをつくる3つのコツ、いかがでしたか?

部屋の間取りや家族構成、生活スタイルや仕事内容によって、欲しいワークススペースは人それぞれです。
ただ、新型コロナウイルスの影響で、必要に迫られて自宅テレワークを始めた方も、長期間になるほど不満が出てきたり、より快適で仕事効率のいいワークスペース環境が求められます。

プライベートと仕事とのバランスを考えながら、自宅ワークスペースを整えて、家具を購入する方は、ぜひ参考にしてみてください。

Lucourire[ルクリール]
大高美紀

憧れの海外インテリアや美しい住まいで、
笑顔溢れる豊かな暮らし
空間デザイン・インテリアコーディネート http://lucourire.com/

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