子ども服はお好きですか?
素敵なデザインが多くて我が子に着せたらかわいいだろうな……と
ついつい購入してしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
成長する子どもに合わせて買い足していくと、どんどん増えていく子ども服。
収納がうまくできなくて困っていませんか?
暖かくなってきてちょうど衣替えの時期です。
この機会に子ども服を収納する仕組みを見直してみましょう。
服の種類別に、おすすめの収納場所と収納方法をまとめてみました。
子どものコート類の収納のコツ
ベストな収納場所は「玄関」です。
屋外の汚れや花粉などを家の中まで持ち込むリスクも減らせます。
収納に使う家具としてコート掛けはいかがでしょうか。
コート以外にも鞄や帽子など、出発前に身に着けるものをひとまとめにできて便利です。
新たに家具を置くのが難しい場合は、壁面を利用するのがおすすめです。
フックを取り付ければあっという間にコート掛けが完成します。
お子様の成長に合わせて、取付け高さを変えることもでき、使い勝手がよいです。
日中着る服の収納
小さな頃は個室ではなく、リビングなど親の目が届く範囲で着替えをする方も多いのではないでしょうか。
親が着替えさせたり、補助したりする場面もよくありますよね。
どこで着替えをさせるかは家庭によって様々だと思いますが、
「着替えをする場所の近くに収納する」のが正解です。
おすすめの家具はこのようなタイプ。
高さ浅い引き出しであれば、上から見渡すことができ、取り出しやすいです。
高さも65cmと低めの家具なので、すべての引き出しをお子さんが無理なく使えそうなサイズです。
こちらの家具は扉が引き戸になっています。
奥行22cmとコンパクトなので、カウンター下にも納まるサイズ。
棚の場合は小分けのボックスをうまく活用して 服を立てるように収納する工夫をしてみてください。
→CORENT COUNTER 150 (D22) (H70)はこちら
子ども服をファミリークローゼットや寝室のクローゼットなど、 日中過ごしている部屋から離れた部屋に収納している方もいらっしゃると思います。
3歳頃までは何かと着替える機会の多いもの。
子どもの着替えのみ数セットリビングの附近にまとめておけば 急に着替えが必要になったとしてもさっと手にとれます。
小さな収納スペースを兼ねたこんな椅子も。
このような便利な家具があればインテリアの邪魔をせず、着替えを収納することも可能です。
→ROCCO BOX STOOL (OAK-BL)はこちら
我が家の大成功な子ども服収納
我が家の子どもたちは小学校一年生と3歳。
個室ではなく、リビングで着替えをします。
子ども服の収納スペースとして利用しているのはなんとアイランドキッチンの収納です。
決め手は家のど真ん中にあるため、どこからでもアクセスしやすいこと。
子どもが自分で見渡せ、手が届きやすい高さにあることです。
扉を開けると、奥行20cmほどの浅い棚があるので
その棚に小さめのボックスに置き、子どもの服をたたんで立てて収納しています。
このように小分けにして収納すれば服の雪崩が起きることもありません。
子どもの服は大人に比べてサイズが小さいですよね。
写真のように奥行の浅い棚に立てて収納するのはおすすめです。
見渡しやすく取り出しやすいようで子どもたちにも好評なシステムです。
また、大人も管理しやすいので、親子共にストレスフリーな収納になりました。
下着やパジャマ類
おすすめの収納場所は脱衣所です。
なぜなら体を拭いてそのままさっと手に取ることができる最短ルートだから。
脱衣所内の低い位置に、下着用の収納スペースは設けられそうですか?
下の方は、大人にとっては少し使いにくい印象ですが、子どもの目線ではちょうどよい高さ。
子どもの自分でできる!という気持ちにも応えられます。
トイレトレーニング中は、日中下着を取り換えることもあると思いますが、
下着を履き替えるタイミングは、シャワーをした後になるのではないでしょうか。
やはり脱衣所が、最も効率のよい収納場所ではないでしょうか。
お風呂の後にパジャマを着るという方は、パジャマも同じ場所に収納しましょう。
お風呂とパジャマに着替えるタイミングがリンクしていない方は、
パジャマに着替える部屋場所に、専用のかごなどを置いて管理するのもおすすめです。
季節外の服・おさがり服
クローゼットの枕棚や押し入れの奥など、 取り出しにくい場所に置いておいても、特に困ることはありません。
大きなスーツケースをお持ちならばその中に入れておくのもよいでしょう。
どこに収納したかを忘れないようにして、出番を待ってもらいます。
まとめ
① 脱ぎ着場所の近くに収納する
② 子どもが自分で選び・取り出しやすい工夫をする
③ 出番待ちの服は収納のデッドスペースを活用する
これらのコツを参考に子ども服収納の仕組みを作ってみてください。
一級建築士/ライフオーガナイザー
kiko
一級建築士・ライフオーガナイザーの視点から
インテリアともの選び、暮らしの工夫をご紹介いたします。
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