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6月。
お住まい地域によってはすでに梅雨が始まっている方もいらっしゃるでしょうか。
ひと月ほど続く梅雨の時期。
雨の日が続くと、晴れの時のようにお出かけがしづらく憂鬱な気分になる方も多いと思います。

そんな時は視点を少し変えてみましょう。
「家にいるからできること」「雨の日だからできること」
それらを見つけて楽しむのはいかがでしょうか?
今回のコラムでは雨の日の過ごし方のヒントについて、 大人編/子ども編 に分けてお伝えしたいと思います。

雨の日の過ごし方/大人編

キーワードは「家にいるからできることを」です。

夏を意識した模様替えをする



家に滞在する時間が長くなると、居心地をよりよくしたい気持ちが膨らんでくるはず。

色を変える、素材を変える、小物を入れ替えるなど、涼しさを感じるようなインテリアを取り入れてはいかがでしょうか?お子さんに手伝ってもらうのもよいですね。

こちらのコラムも参考にしてみてください。
→『梅雨・初夏に向けた模様替えを楽しむ』



少し早めに風鈴を飾って、耳から涼しさを取り入れるのもおすすめです。




季節を感じる花や枝ものを飾る



お花屋さんには旬のお花が用意してあるもの。
ピンときたお花を選び、飾ってみましょう。
お子さんと買いに行き、一緒に選ぶのも楽しいですね。

紫陽花やクレマチス、芍薬などは梅雨の時期が旬のお花です。
青や紫系統の色や、フレッシュなグリーン、爽やかな白など涼しげな印象のものを選ぶのがおすすめ。

ガラスの花瓶を合わせれば涼しさ倍増。

雨の日にお花屋さんまで行くのはちょっと・・・という方は、 様々なお花を配送してくれるサービスがありますので、ぜひ活用してみてください。




いつもより少しだけ食事に手間をかけてみる



煮込む時間が長い料理に挑戦してみたり、盛り付けやテーブルコーデにこだわってみたり。

いつもなら買ってくる、パンやお菓子を作るなど、 少しだけ食事に手間をかけてみるのもおすすめです。

是非おすすめしたいのが、お子さんと一緒に料理してみること。
いつもなら「時間がないから!」と一人でサッと作ってしまう料理の時間ですが、 雨の日はお子さんとゆっくりじっくり楽しめるチャンスです。



収納や持ち物を見直してみる



なんだかものが増えてきて使いづらいな…と思っている場所はありませんか?
雨の日を利用して、整理してみましょう。

特に子ども関係の物、衣類やおもちゃ、学用品や作品などはすごいペースで増えていきますよね。
まずは使っていないものを見極めるのが大切。
人に譲ったり、処分したりするなどして適正な量にすることがスタートラインです。

適正量になったら、以前の収納のまましばらく使ってみます。
案外、物が少なくなるだけで使いやすくなるケースは多いもの。
それでも、使いにくかったら次に収納方法を見直すという流れがおすすめです。

お子さんと話しながら、当時の思い出を伝えながら取り組むのもよいですね。
「この服を着ていたころは〇〇で・・・」なんて会話が、 親子のかけがえのない時間を生み出しそうです。

雨の日の過ごし方/子ども編

キーワードは「雨の日だからできることを」です。

あえて雨の日に散歩してみる



長靴を履いて、レインコートを着て、傘をさして。外に探検にいきましょう。
水たまりに飛び込んでみたり、かたつむりを探してみたり。
雨の日の散歩でしかできない体験はたくさんあります。親子で雨の日の楽しい思い出を作りましょう。

雨に濡れて帰宅した後は、体が冷えて風邪をひきやすいもの。
すぐに着替えられたり、お風呂を沸かしてすぐ入ったりできるように準備しておくのがおすすめです。

雨の日は傘の練習にもピッタリです。
実際に雨が降っている日に傘をさしてみるのが、やはり一番身につきやすいと思います。



動物園に行ってみる



雨の日の動物園はお子さんとぜひ一緒に行っていただきたいスポットです。
雨が大好きな動物たちが、いつもと違う姿を見せてくれるかもしれません。

動物園には屋内展示の施設も色々ありますよね。
いつもは屋外にいる動物たちが、雨の日は屋内にいることも。
空いているので、ゆっくりと観察することもできおすすめです。




雨と一緒にアートを作る



雨と戯れることで完成するアート遊びがあります。

それは水性ペンを使ったにじみ絵。
水性ペンは水にぬれると、インクが溶け出しますよね。その特性を生かした遊びです。

ベースの絵は水に強い油性ペンで。親子で相談して絵の内容を決めましょう。
ベースが完成したら水性ペンで色や模様を付けていきます。
完成したら外に持ち出し、雨にさらしてみましょう。
水で色がにじんだり、混ざったり。予想外の模様や色になるのも楽しいですよ。

にじみ絵は水を吹きかけたり、垂らしたりすることでも作れますが、 「雨とアートを一緒に作った」という経験がお子さんの想像力を掻き立てるきっかけにきっとなるはずです。

まとめ

おすすめの雨の日の過ごし方…

☑ 大人は家にいるからこそできることを楽しむ
☑ 子どもは雨の日だからできることを見つける
☑ どちらも親子一緒に体験すれば楽しさ倍増

これらのコツを参考に、雨の日の親子の思い出をぜひ作ってみてください。

一級建築士/ライフオーガナイザー
kiko

一級建築士・ライフオーガナイザーの視点から
インテリアともの選び、暮らしの工夫をご紹介いたします。 instagram

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