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宝石みたいな石けんを作ろう

いよいよ夏休みがはじまりましたね。

毎日子どもと何して過ごそう?
お出かけ、プール、お料理、お絵かき・・・様々なアイディアがあると思いますが、 ネタが尽きてきてどうしようと悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんなときは、「世界に1つだけの石けん」を作ってみませんか?

図鑑で調べて、考える。
色を混ぜるとどうなるの?途中で混ぜるとどうなるの?
思ったのと違うのができた、じゃあ次はどうしよう?

このように色々な学びのある遊びです。
石けんなので、もちろん手を洗うのに使えますよ。

今回のコラムでは、「子どもが喜ぶ宝石石けんの作り方」をお伝えしたいと思います。

宝石石けんとは?

「宝石石けん」とは「宝石みたいに見える石けん」のこと。
ジュエルソープと呼ばれることもあります。

写真は私が子どもたちと一緒に作ったもの。
私は必要なものがすべて揃っているキットを購入したのですが、
材料自体は少ないのに、こんなに表情豊かで個性的な石けんが出来てびっくりしました。

手軽に始められる様々なキットが販売されていますので、ぜひ探してみてください。

どんな宝石を作ろう?

作る作業の前に、どんな宝石を作ってみたいかお子さんと一緒に話し合う時間を設けてみましょう。

キットの説明書に載っている作品例や他の方の作品を参考にするのもよいですが、
私がおすすめしたいのは「鉱物の図鑑で調べる」方法。

図鑑はリビングの手に取りやすいところに置いてあります。
子どもと新しいことをする時や子どもから疑問が出てきた時、 「図鑑に載っているかもしれないから調べてみよう!」と声がけするように意識しています。

実際に存在する宝石の写真を見ながら、 「この色を作るには何色と何色を混ぜればいいかな?」 「どうやって混ぜるとこの模様になるかな?」 など、たくさんの会話が生まれることでしょう。

図鑑で調べる段階があると、自由研究としてもまとめやすそうですね。

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さあ、作ってみよう!

作りたい宝石が決まったら、早速作ってみましょう。
※一部熱いものを持ったり、包丁やカッターで切ったりする作業もあります。
お子さんの年齢によっては目を離さないようにする、親が代わりにやる、など工夫をお願いします。





用意するのはこれだけです。

☑グリセリンソープ(透明)
☑グリセリンソープ(色付き)
☑紙コップ
☑プラコップ
☑プラコップを斜めに固定できる台



グリセリンソープとは、天然の保湿成分であるグリセリンがたっぷり含まれている石けんのこと。
合成のもの、植物性素材のものなどがありますので、お好みのものを選ぶことも可能です。

レンジで溶かして固めるだけで簡単に手作り石鹸を作ることのできる材料です。
ブロック状のものなども販売されていますが、 写真のように細かくカットされているものを購入すると、作業が楽になりおすすめです。



まずは作りたい色の数と同数の紙コップを用意し、グリセリンソープ(透明)を入れます。
作りたい石けんの大きさによって、量を調整してください。




次に写真のように、グリセリンソープ(色付き)を少量入れます。
ほんの少しで色が着きますので、色付きのソープは入れすぎないように注意してください。

絵具と同じ考え方で、色を混ぜることもできます。

今回図鑑で見つけた「琥珀」からインスピレーションを。
オレンジ~ゴールドで、少し濁りがあるような模様にしてみます。




プラコップは、斜めのまま置いておけるように台を用意。

写真は牛乳パックをカットし、マスキングテープを貼ったものですが、 ご自宅にある小箱やトレーなどを活用しても大丈夫です。




紙コップに入れたグリセリンソープは、10秒程度電子レンジで溶かします。
写真は解けてサラサラになった状態。

10秒経ったら一度取り出してみてください。
まだ溶け残りがたくさんあるようなら、再び様子を見ながら数秒ずつ加熱。

思っていた色と違うな、と思ったら、グリセリンソープを追加して色を調整します。

紙コップが熱くなる場合があるので やけどに気をつけてくださいね。




グリセリンソープが溶けたら、プラコップに流し込みます。




他の色も電子レンジで溶かし、順番に流し込みます。
数分経つと表面が固まりだしますので、ここがポイント!
前の色と混ぜたいか、混ぜないように色を重ねるか 同じ色を使ったとしても、次の色を流し込むタイミングで全然違うデザインになります。

プラコップを傾ける向きを調整すれば、次の色を重ねる角度も変えられますよ。




今回は完全に固まる前に流し込み、竹串で混ぜてみました。




すべての色を流し込んだら固まるまで待ちます。




1-2時間経つと固まるので、プラカップから取り出してください。




カッターやはさみでプラカップを切ってから、めくるとツルンときれいに剥がれます。




最後はカットする作業。
取り出した石けんを、包丁やカッターでカットします。
こちらも図鑑や写真を参考にしながら、どうやってカットすると宝石っぽく見えるか 研究してみてください。




カット完了です。
すべての面をカットするようにすると、宝石っぽく見えますよ。
カットしたカケラも石けんとして使えますので捨てずにとっておいてくださいね。




石けんとして使うのはもちろん、オブジェのように飾っても素敵です。


まとめ

宝石石けんをおすすめしたい理由…

☑ 子どもと一緒に世界に1つだけの石けんを作れる
☑ 様々なキットが販売されており気軽に始められる
☑ 図鑑で調べたり、創意工夫を重ねたり。様々な学びがある

夏休みの遊びや自由研究のテーマとして、世界に1つだけの石けんをぜひ作ってみてください。

一級建築士/ライフオーガナイザー
kiko

一級建築士・ライフオーガナイザーの視点から
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