もうすぐ年末。
毎年12月には「片づけるぞ!」とやる気を出して片づけるのに、気がつけばまたリバウンド…。
どうしてすぐに散らかるのだろう?
いつも家が片づいている人と我が家では何が違うのかな?
そう疑問を感じたらチェックしたい5つのポイントをご紹介いたします。
お家の片づけシステムの見直しに役立ててくださいね!
リバウンドの原因① モノが多すぎる
例えば本屋さんで本を手に取った時、棚が詰め込み過ぎてギュウギュウの状態だと元の位置に戻すのが大変ですよね。
それと同じように収納空間の中もモノがぎっしりと詰まっているとモノを戻しにくく、つい「その辺にちょい置き」が増えて部屋が散らかってしまいます。
出しやすく、戻しやすい収納には適度な空間の余裕が欠かせません。
まずは収納空間の中の不要なモノを処分して、収納空間にゆとりを作るようにしましょう。
リバウンドの原因② 手間数が多い
例えば腕時計が、箱に入ったまま、机の引き出しの中にしまってあるとします。
これを取り出すには「引き出しを開ける」「箱を取り出す」「箱を開ける」「腕時計を取り出す」「箱を閉める」「箱をしまう」「引き出しを閉める」のように7つの手間がかかります。
腕時計を使い終わってしまう時にも7つの手間がかかりますが、人間は取り出す時より戻す時にその手間を「面倒だ」と感じがち。
結果、腕時計は引き出しの中に戻すことがなくその辺に出しっぱなしの状態になってしまいます。
こんな時には時計を箱に入れるのをやめて引き出しの中にポンと置くだけの収納にしましょう。
「引き出しを開ける」「腕時計を取り出す」「引き出しを閉める」だけの3行程になり出し入れのハードルがぐっと下がります。
また、クローゼットの扉を開けて更に中にタンスがある、という場合も同じように手間数が多いですね。
そういった場合は「普段はクローゼットのドアを開けっぱなしで使う」というだけでも手間数が下がり片づけのハードルが下がります。
リバウンドの原因③ 精神的・身体的窮屈さがある
・階段下を生かした収納があるけれど天井が低すぎて奥のモノが取り出しにくい。
・収納扉を開ける時、ソファーとの距離が近すぎて体を動かすゆとりがない。
・収納場所まで行くのにソファが邪魔で迂回しなくてはいけない。
・衣類を収納する部屋が寒すぎて行きたくない。
・2階まで片付けに行くのが面倒だ。
・子供がお昼寝しているので音を立てたくない。
このように身体的、精神的な窮屈さを感じると片づけのハードルが上がります。
自分が「何を苦痛に感じているのか」に注目して原因を改善することが大切です。
リバウンドの原因④ 家族と片づけルールが共有されていない
モノを定位置に戻してくれない。
「あれどこにあるっけ?」とよく聞かれる場合、家族と片づけのルールが共有できていないことが考えられます。
モノのエリアマップを家族で共有したり、「モノは、使った人が戻す」など家族ルールの見直しをしてみましょう。
リバウンドの原因⑤ 片づけのタイミングが決まっていない
つまり、生きて活発に活動している間は散らかって当然なのです。
ですから「いつも散らからない」を目指すのではなく「パッと片づく」を目標にしましょう。
パッと片づくために大切なのはここまでで説明したようにモノの量や手間数を減らし、収納システムを使いやすくすること、
そして家族と情報を共有することです。
まとめ
最後に「使ったモノを戻す習慣」を身につける必要があります。
おすすめなのは作業終わりや出かける前、寝る前など物事の「区切り」の時にサッと片づける習慣。
片づけを溜め込むと一度の作業に時間がかかり大変ですし、取り掛かるまでの気持ちも重たくなり、ますます作業が進みません。
そうならないように日頃から「作業終わりの小片づけ」を取り入れ入れて習慣化してみてくださいね。
以上、片づけてもすぐリバウンドしてしまう時に見直したい5つのポイントの話でした。
参考になれば幸いです。
整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)でした。
整理収納アドバイザー
Fujinao
「部屋の景色が変われば人生が変わる」がモットー。
無理のない片付けの方法を教えます。
オフィシャルブログ「片づけの力」
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