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片づけのプロは絶対にやらない!床に〝ちょい置き〟が損すぎる理由6つ

整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)です。

家がいつも片付いている人と、すぐに片づけをリバウンドしてしまう人の一番大きな違い、なんだと思いますか?
それは、「床面積の違い」なんです。
え?部屋が広ければ片付くのは当然?
いえいえ、そういった意味ではないのです。

部屋が広くても、狭くても。
スッキリと片付いている人は部屋の広さに対して見えている床面積の割合が多いのです。
それに対して片づけが苦手な人ほど床に直置きしているモノが多く、床が見える範囲が狭くなっています。
部屋を片付けてもすぐにリバンドしてしまう、という人はカバンや洗濯物、届いた荷物、掃除グッズ、
なんでも詰め込んだ段ボールなどが床に直置きで散乱しているパターンがとても多いのです。

「たかが床へのちょい置きで…」と考えがちですが、床にモノを直置きする癖は片づけが続かない、
リバウンドしてしまう大きな原因となってしまいます。
具体的に、床へのちょい置きがどんな損失を産んでいるのか見ていきましょう。

床に直置きするデメリット① 掃除がしにくい

まず、床にモノが多いと掃除がしにくいですよね。
せっかくロボット掃除機を買ったのに床にモノが多すぎて使えていない、なんていうのもよく聞く話です。
だからといって床に落ちているモノをいちいち拾い上げながら掃除機をかけるのは面倒すぎて、ついつい掃除を後回しに…。
そしてますます部屋が荒れていく、という悪循環にハマっていくのは片づけでリバウンドしてしまう王道のパターンです。

床に直置きするデメリット② モノにつまづきやすい

モノのちょい置きが増えるのは、ズバリ、人がよく通る場所!
帰宅後、リビングに入ってすぐに鞄をドン!
ベランダから取り込んだ洗濯物をソファーの前にドサッ。
ついモノをちょい置きしてしまう場所は人がよく通る通路空間でもあります。
そうなるとモノにつまずいていて転んでしまう危険もありますし、そもそも家の中を歩く時に足元に気をつけて歩かなくてはいけない、というのは精神的に大きなストレスになります。

床に直置きするデメリット③ 探し物が増える

「床へのちょい置き」は特にルールがなく〝つい〟置いてしまうので、探し物が増えます。
探し物が増えると時間も無駄になりますし、探すストレスも溜まります。
見つからない時には再度買い直したりして金銭的にも損をすることもあります。

床に直置きするデメリット④ 死蔵空間が増える

廊下やリビングでよく見るのが「床に直置きしたモノで家具の扉が塞がれて収納が死蔵空間になっている」という光景。
公園に行くのに着替えなどを入れて行ったバッグや大量購入した飲料水の段ボールなど、「片付けるのが面倒で後回しにしているモノ」で扉が塞がれた収納空間は滅多に開けられることがなくなり、やがて中に入っているモノの存在は忘れられてガラクタの山となってしまいます。
せっかくの収納空間が有効に使えず、もったいないですよね。

床に直置きするデメリット⑤ 片づけに時間がかかるのでやる気が削がれる

「休日に人を呼びたい!」と思っても床の直置きが多い家では「掃除ができていない」「モノがあちこちに出しっぱなし」「収納する場所もない」という問題が山積みで結局人を呼ぶのを諦めがちです。
このように、床に直置きが多いと掃除や片付けのハードルがグッと上がるため、やる気を削がれてますます部屋が荒れるという悪循環に陥ってしまいます。

床に直置きするデメリット⑥ 部屋にいても落ち着かない

モノがあちこちに出っ放しの部屋では視界に入ってくる情報が多く、結果常に頭の中が落ち着かない状態になってしまいます。
それは自然とストレスになり、休日になると逃げるように外に出かけたくなる、という人も。
心と体をゆっくりと休めるはずの家の中が落ち着かない空間であると精神的にもよくないですし、金銭面でも無駄遣いが増えてしまいます。

まとめ

このように、つい「床にモノを直置きしてしまう」というのは損なことだらけ!
ですから片付けのプロたちは皆、床にちょい置きをしないのです。
では、そんな〝ちょい置き癖〟を改善するにはどうしたら良いのでしょうか?

まずはモノの定位置をしっかりと決めることが大切です。
そのためには収納空間の中に入っているもう使っていないモノや不要なモノを処分して「今必要なモノ」の置き場をしっかりと確保しましょう。
収納空間はモノを保管するためではなく、「パッと取り出して使えるようにするための待機場所」なのです。

ついちょい置きしてしまうモノの代表格、鞄の定位置をリビングに作りたいのに場所がない、という場合には背の低い棚やスツールなどを買い足し、その上を定位置にするのも一つの手です。

また、使ったモノを元に戻すという片づけ習慣を身につけることも大切です。
出かける前や「ちょっとティータイムにしようか」と思った時、布団に入る前など何か新しい作業に入ろうとした時にはサッと周りを見渡して出しっぱなしになっているモノを仕舞う習慣をつけましょう。
筋トレと同じで最初は面倒だったり続けるのが難しく感じることもありますが、一度習慣になってしまえば部屋の綺麗を維持するのも簡単になります。
「自転車と一緒で漕ぎ始めが一番大変なだけ…!」と自分を励ましてぜひ床へのちょい置き撲滅習慣を身につけてみてくださいね。

整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)でした。

整理収納アドバイザー
Fujinao

「部屋の景色が変われば人生が変わる」がモットー。
無理のない片付けの方法を教えます。 オフィシャルブログ「片づけの力」

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