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北欧ヴィンテージデザイン×機能性の新スタイル！「KOTITO」シリーズ

目次

新たな家具が生まれるまでの開発ストーリー。開発担当者が、商品ページの説明では伝わり切らない、こだわりや想いを綴ります。引戸のデザインが特徴的な「KOTITO」シリーズ、その誕生秘話とは？

北欧ヴィンテージデザインを、もっと気軽に

世界中で根強いファンのいる北欧ヴィンテージ家具。私にとってもずっと憧れでした。
昔、北欧ヴィンテージのサイドボードをテレビ台に使用したくて、探したことがあるのですが意外とハードルが高くて…。
コンディションの良し悪しや、サイズ感、機能性でいうと、テレビなどなかった時代のものなので、現代の機器にあった作りではない点、そして一点もので価格も高く、泣く泣く諦めました。

北欧ヴィンテージのデザインを現代の家具に取り入れ、お求めやすい価格帯に設定することで、その良さをもっと気軽に楽しめたら、、その想いで開発をはじめたのが「KOTITO」シリーズです。

あえてナチュラル感をプラス

北欧ヴィンテージといえば、経年によって深みを増した、少し赤みがかったブラウンの色味が特徴的です。
とても素敵ですが、他の家具と調和させるのが少し難しい面もあります。

“もっと気軽に北欧ヴィンテージデザインを”を開発のポイントの1つにしているKOTITOシリーズでは、北欧ヴィンテージでよく使われる「引き戸」を中心にしたデザインに、あえてナチュラル色を組み合わせました。
ナチュラル色は、既存のインテリアに馴染みやすく、お客様に「お部屋に取り入れやすい」と感じていただけるのではと考えました。

まさかの展開！

もともと使用を予定していた素材が、開発途中で調達が困難に…。
素材はオークの突板材に変更、当初の丸みのあるデザインから、シンプルで直線的なイメージのデザインに切り替えました。
開発途中で想定外なことが起こることはありますが、素材自体の調達が難しくなることは初めてだったので、衝撃でした。

社内で協議や調整を行い、最終的に前板にオーク突板材、天板・側板・背面にはシート素材を採用。
オーク突板材とシート素材をミックスすることで、天然木の美しさを楽しんでいただける仕様で、お求めやすい価格帯を設定することができました。

ヴィンテージデザイン×機能性

ヴィンテージの美しいデザインを活かしながら、機能は現代的に。それを実現させるために、社内で様々な意見を出していただきました。
テレビボードでは、棚板の付いている収納スペースから背板をなくし、AVデッキ等のコードの配線がしやすいように設計。人気のゲーム機を置いた場合を想定したりなどして検討を重ねました。キャビネットでは快適にご使用いただけるよう、引き出しにフルスライドレールを採用しました。
ヴィンテージデザインに、現代の細かな機能や工夫を加えることで、それぞれの良さを融合できたのではないかと思っています。

「KOTITO」に想いを込めて

心地の良さを大切にする北欧の暮らし。フィンランド語で家を意味する「KOTI」をアレンジして「KOTITO」と名付けました。
家は誰にとっても1番くつろげる場所。その場所でそっと寄り添い、心地の良い暮らしを彩るシリーズになって欲しい、という想いを込めました。
キャビネットとテレビボードを組わせてお使いいただけると、より北欧感を楽しんでいただけると思います。
たくさんのこだわりを詰め込んだKOTITOシリーズ、ぜひ、ご覧になっていただけたら嬉しいです。

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スタッフ執筆

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