整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)です。
みなさん、自分のお家は好きですか?
実は「部屋は心の鏡」という言葉があるくらい、自分の気持ちと部屋の状態は繋がっています。
例えば「いただきものだから」という理由だけで、何年も使ってもいないモノを手放せなかったり、とても人様にはお貸しできないようなボロボロのモノを「まだ使えるから」と言って自分自身には使わせ続けたり。
こういった行動の裏には自分自身より他人やモノを大切にしてしまう傾向が隠れている場合があります。
そして、このような「モノや他人軸優先」の結果、モノが手放せずに増えすぎて部屋がぐちゃぐちゃになっている、というのは片づけができない人に多いパターンです。
モノや他人を大切にしすぎたせいで〝自分自身の居場所〟を雑に扱ってしまっているのですね。
不要なモノを減らして部屋をスッキリとさせるためにも、自分の人生をより豊かなものにするためにも、モノや他人よりもまず自分自身を大切にする気持ちが必要です。
今回は片づけを始める前に整えておきたい「お片づけメンタル」についてお話ししたいと思います。
片づけで大切なのはモノの取捨選択の軸
ですから、モノの数を減らせば複雑な収納技術もたくさんの収納グッズも本当は必要ないのです。
でも、その「モノを減らす」というのがなかなか難しい。
例えば人からもらったモノだから、という理由で手放せない。
気に入っているわけでもないのにまだ使えるから、いつか使うかも、という理由で手放せない。
これらの手放せない理由の共通点。
何だか分かりますか?
「自分自身のことより他人やモノのことを優先している」ということなのです。
取捨選択のためには自分の気分が上がることを知るべき
他人やモノを優先してモノを溜め込んでしまう癖を治すには、自分の好きなモノを知ることが大切です。
でもいきなり「自分の好きなモノだけ残そう!」と思って部屋を見回してもなかなか判断が難しいものです。
そこでおすすめなのが一度収納の中から全部モノを取り出して一つ一つのモノに向き合って判断していく方法です。
最初は「どうだろう?」と判断に悩むことも多いですが、沢山の自分の持ち物を見比べていくうちに自分自身の中で判断の軸ができていき、好きなモノ、持ち続けたいモノの輪郭が見えてきます。
この自分自身の判断軸がしっかりとしてくると今度は買い物をする時のモノへの審査の目が厳しくなり、余計なモノを買う機会が減り、結果的に家が片付きやすくなります。
また、「自分自身のことより他人やモノのことを優先している」習慣を捨てて自分自身を大切に扱ってあげられるようになると、部屋が片付くだけではなく人生はとても豊かなものになります。
例えば自分のことを適当だったり、粗末に扱ってくるような相手に出会った場合、そんな相手を優先せずにきちんと自分自身を大切にするために適切に距離を置く。
そんな振る舞いが自然とできるようになります。
モノで取捨選択の練習をしたり自分自身の「心から好きなモノ」を知ることは、片づけに役立つだけではなく人生においてとても貴重な財産になるのですね。
まとめ
今回はお片づけを始める時に一番大切な「メンタル」の部分のお話しでした。
皆様のお片づけの参考になれば幸いです。
整理収納アドバイザーFujinaoでした。
整理収納アドバイザー
Fujinao
「部屋の景色が変われば人生が変わる」がモットー。
無理のない片付けの方法を教えます。
オフィシャルブログ「片づけの力」
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